いつの間にかいる
何かしたい欲はあれど、やる気がついてこない。
そんなこんなで貴重な休日をダラダラ過ごしてしまって後悔する日々でございます。
ジェラーヴリク:「ってなことがあってね。」
ズェールカラ:「・・・っていうかなんで易々と侵入されてるんですか。」
ジェラーヴリク:「うーん、それなんだけど・・・」
カミエーリヤ:「私鍵開けとかそういうの得意なのよ。」
ズェールカラ:「・・・なるほど。また厄介な。」
カミエーリヤ:「ん?」
カミエーリヤ:「ちょっ、ちょっと待ってよ!そんな悪意とか全然ないんだから!」
カミエーリヤ:「ズェールカラちゃんだっけ?はまだしもジェラまで銃向けないでくれない!?」
ジェラーヴリク:「いや神様先輩ウチの神姫じゃないですし・・・」
ジェラーヴリク:「そんなナチュラルに我が物顔で居座られましても。」
ズェールカラ:「・・・正論ですよね。」
ジェラーヴリク:「で?今日は何しに来たんですか?」
カミエーリヤ:「い、いや・・・ただ、アンタ達とまた会いたいなーって思っただけで・・・」
ジェラーヴリク:「そういうデレとかいいんで。」
カミエーリヤ:「デレてなんかないわよ!!」
カミエーリヤ:「あとね。多分近いうちにちょっとデカいことあるかもしれないわよ。」
ジェラーヴリク:「デカいこと?」
カミエーリヤ:「一応私あっちの神姫だし、ただの推測だから詳細は言えないんだけど・・・」
カミエーリヤ:「用心しなさいよ、ジェラ。」
カミエーリヤ:「ま、まぁ、私はアンタ達の味方だし?何かあったら助けてあげるわよ。」
ジェラーヴリク:「神様先輩たった今、自分はあっちの神姫だって・・・」
カミエーリヤ:「立場上はね!」
カミエーリヤ:「おっと、これ以上外出するのはよろしくないわね。」
ジェラーヴリク:「やっぱり許可あってこっちにきてるわけじゃないんですね。」
カミエーリヤ:「そりゃそうよ。でも教官とかならある程度自由に動けるわよあそこ。」
カミエーリヤ:「じゃあ私は行くわね。くれぐれも用心しなさいよ。」
ジェラーヴリク:「了解です。」
ズェールカラ:「・・・お知り合いなんですか?」
ジェラーヴリク:「MSAP時代のね。ウラジミール先輩と同期かな。」
ジェラーヴリク:「私がMSAPを辞めて、先輩が傷を負った作戦。私達の隊を指揮してたのも神様先輩。」
ズェールカラ:「・・・っ」
ジェラーヴリク:「怒らない怒らない。神様先輩は悪くないんだよ。」
ジェラーヴリク:「ああは言ったけど、実は私も嬉しかったりするんだよ神様先輩とまた会えて。」
ジェラーヴリク:「私達3人はよく一緒にいたし、先輩達には可愛がって貰ってたからね。」
ジェラーヴリク:「そこらへんもいずれ話してあげるね。なんか知りたそうな顔してるしw」
ズェールカラ:「・・・よく分かりましたね。こんな愛想もないツラしてるのに。」
ジェラーヴリク:(自覚はあったんだ・・・)